耐久テスト | 顔料インクと染料インクで印刷したステッカーの耐候性(色褪せ)テスト
顔料インクと染料インクで作成したステッカーの色褪せテスト
せっかく作るステッカーなので長持ちしてほしいものです。
表面を保護するUVカット機能付きのラミネートフィルムを貼ってますので耐候性はあります。
しかし印刷方法により色褪せ(色落ち)してしまいます。
自作ステッカーの場合、家庭用のプリンターを使用しますので、選べるのは顔料インクか染料インク。
以前、ステッカー屋をしていた時はカラーレーザープリンターを使い、トナーで印刷を行っておりました。
トナーも色褪せ(色落ち)しにくいのですが、家庭用の顔料インクのプリンターといい勝負をしていました。
業者にステッカーの依頼を行う場合は、溶剤系インクの業務用プリンターがベストだと思います。
気になるステッカーの色褪せ(色落ち)耐久テストを行いました
印刷した用紙は、collepe(コレペ)のインクジェット用高画質耐水フィルムラベル(強粘着) (01 ホワイト) (PR)
印刷したプリンタは
顔料インクが、エプソンのPX-405A(現行で販売されているのはPX-S505(PR)で同じインクです)
染料インクは、キャノンのip4830
表面の保護フィルム(UVカット)は、エーワン UVカット透明カバーフィルム 35041 (PR)
私の場合は、イラストAC(PR)というサイトでイラストを探してをダウンロード
アドビ社のイラストレーターというソフトで、ダウンロードしたイラストと文字をレイアウトして原稿を作成しました。
印刷した用紙に表面のラミネート加工を行い、パウチ機で熱を加えて圧着した状態です。
円形カッターでカットして出来上がり
出来上がったステッカーを耐久テスト用のボードに貼り付け
このボードを我が家の南の壁に吊り下げて耐光テストを2年間行いました。
自作ステッカーの耐久テスト(耐候性、耐光性)
顔料インクのプリンタで作成したステッカー 2年経過してもほとんど退色していません。
染料インクのプリンタで作成したステッカー 半年目くらいから徐々に色褪せしてゆきました
染料インクのプリンターで印刷した場合、表面の保護フィルムをしっかり密着させないとまわりから水が入り込みにじんでゆきます。
このテストを結果をふまえ、ステッカーの作成をするなら顔料インクのプリンタが良いと思いました。