ステッカーの防水 | ステッカー表面の透明保護フィルム
自作ステッカーを貼るところは、自動車やバイク、スノーボードなどが多いかと思います。
ステッカー屋をしていたころは、ダイビング用品やヨットに貼るというお客様もおられました。
いずれも屋外で使うステッカーです。
気になるステッカーの防水対策
印刷をしただけのステッカー
使用目的によっては、表面の保護フィルムを貼らずにラベルに印刷のみを行うだけのステッカー(シール)もあります。
例えば、ガソリンスタンドや自動車整備工場でオイル交換時に貼るオイル交換ステッカー(シール)など
具体的には「エーワン 屋外でも使えるラベル インクジェット ツヤ消しフィルム 顔料インク用」(PR)に、「EPSONの顔料インクプリンター PX-S505」(PR)で印刷したものは、ある程度の防水効果があります。
オイル交換ステッカーとして使用することが可能で、エンジンルームやドアを開けた内側、給油口の扉の内側に貼って使用しても水でにじんだりしません。
また印刷しただけの状態のステッカー(シール)なら油性ボールペンや油性マーカーなどで日時や走行距離などを記入することも可能です。
自動車の競技会で当日だけ貼るステッカーなども印刷しただけの状態(表面の保護なし)で大丈夫です。
表面を保護するUVカット機能付きフィルムを貼った防水ステッカー
屋外で長期間使うステッカーは防水対策が必須となりますので、印刷後に表面を防水加工するとともに色褪せ防止効果をもたせるため「エーワン UVカット透明カバーフィルム」(PR)を貼ります。
専用の機械があれば簡単に貼れますが、個人で行うのであれば手作業で貼ることが可能です。
コツがあるので慣れるまでは何枚か失敗しますが、慣れればホコリの混入さえ気をつければキレイに貼ることが可能です。
私は「エーワン UVカット透明カバーフィルム」(PR)を使っています。
使用方法が記載されていますが、この時、印刷用紙の下に少し弾力のある「カッティングマット」(PR)を敷いて、傷のない定規で押さえながら貼ると失敗が少なくなります。
表面を保護するUVカット機能付き透明フィルムを貼ることにより防水ステッカーとなります。
透明フィルムを貼った防水ステッカーですが、印刷するプリンターが重要です。
表面の透明フィルムと印刷用紙の隙間は雨にさらされますので、染料インクで印刷したものは水が滲み込んできます。
その点、「EPSONの顔料インクプリンター PX-S505」(PR)で印刷したステッカーなら大丈夫です。
左の写真は染料インクのプリンターで印刷したラベル用紙に、表面を保護するUVカット機能付き透明フィルムを貼って作成したステッカーですが、縁取りの部分をご覧いただくと水がにじみこみ色が薄くなっているのをご確認いただけると思います。 染料インクのプリンターで印刷したものは全体的にも色あせします。 色褪せしない防水ステッカーを作るのなら、ぜひ顔料インクのプリンターで印刷してください。「EPSONの顔料インクプリンター PX-S505」(PR) また、印刷は互換性インクではなく純正インクを使ってくださいね。 |